介護サービスと医療

ある友人のお母様が介護保険施設に入所中なのですが、転倒し大腿骨頚部を骨折したそうです。そのお母様は高齢のため、手術をせずに様子を見ていたのですが、痛みがひどいために今回手術をすることになりました。

詳しく訊かなかったのですが、何度も医療機関を受診したり、手術や入院の手続きなどその友人も大変だったはずです。

私の身内も、現在ショートステイ(短期入所生活介護)を利用中です。血圧が高くなり、転倒も頻回でショートステイを継続することが困難と職員から言われました。では、すぐに入院して治療できるかというと、現在の状態は血圧が高いだけなので、病院によっては入院できないことも考えられます。

今回は在宅ケアが困難なので、緊急のショートステイを利用しました。ショートステイが利用できず、入院も難しいという状態で、私の身内も不安に感じています。今後については、医師の判断によりショートステイを続けるか、入院できる病院を探すか、医療面に強い有料老人ホームに入所するかといった選択肢が考えられます。

このような場合は、家族が動く必要があります。ケアマネジャーやサービス事業所のスタッフも、十分に支援してくれますが、医療機関の受診や入院の手続きなど家族のかかわりはどうしても必要となります。

私も、家族の立場だと、サービスで何とかならないものかと思いますが、ケアマネジャーの立場としては家族に動いてもらいたいと感じてしまいます。今はとても複雑な気持ちです。

12月 3, 2012

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