パンくず

先日、ドライブ中に息子からカーナビの走行跡が残る機能(正確な名称がわかりませんが…)について、質問を受けました。地図上のこの点々は何かというのです。これはパンくずだよと伝えると、すぐにあーわかったと理解しました。

何かを説明するときに、相手の枠組みで考えることは大切です。理解しやすくなります。小学生にとっては、童話の枠組みは身近なものでしょう。

家族療法におけるカウンセリングも同様で、何かを伝える際にクライエントやその家族の枠組みで考えます。この症状は病気なんだと考えている人には病気として、これは病気なんかではないという人にはそのような枠組みで考えます。この姿勢は、カウンセリングで必要とされるジョイニング(波長あわせ・仲間入り:joinning)にもつながります。

この童話のパンくずですが、IT用語としてはパンくずリスト(breadcrumbs list)として、サイトに訪問したものが迷子にならないように、ウェブページの位置を示したものとしても知られているようです。比較的大きな規模のサイトで見られます。これをパンくずリストと呼ぶのは知りませんでした。今回調べていてわかったことです。

あと、もう一つ分かったことは、私はヘンゼルをヘンデルと思い込んでいたことです。

12月 11, 2012

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