私と僕、あなた

自分のことを「僕」というか、「私」というか、「あたし」というか。自分を「自分」と言うと大門軍団になってしまいますが。

一人称の代名詞ですが、仕事上は私(わたし・わたくし)というのが正式ですね。それはわかるのですが、私は「僕」と使うことも多いです。僕は対等な相手に使うとされていますが、学者や政治家などある程度公の場でも使っている人がいます。猪瀬知事は「僕自身がスポーツマンだ」と言っています。知事がスポーツマンであるかどうかは興味ないですが。

以前、私が「僕」と使ったところ、相手から「ボクはそう思うのー」と子供に対するように言われました。二人称代名詞として使われたのですが、あまり良い印象は持ちませんでした。

二人称代名詞といえば、面接中「あなた」を使う人がいますが、私は「あなた」をまず使いません。「あなた」は「君」の軽い尊敬語ですが、現在では対等またはそれ以下の相手に使われる代名詞とされます。私が「あなた」を使うと、多くの場合、上からになってしまいワンダウンポジション(一段下がった姿勢)ができません。なので使いません。

私は、面接では二人称代名詞として複数の呼び方を意識的にするようにしています。名前、家族呼称くらいですが、その内容によって変えるわけです。

一個人として訊きたい場合は、「○○さん」
妻として訊きたい場合は、「奥さん」
母として訊きたい場合は、「お母さん」
なんて感じです。家族合同の面接でなくても意識します。

私の一人称代名詞は、「ボクちゃんはー」と二人称で言われるのは嫌なので、これからは「僕」をやめて「私(わたくし)」に統一します(嘘です)。

1月 11, 2013

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