クリームパンの食べ方

先日、娘が朝食時に機嫌が悪くなり、泣き叫んでいました。機嫌が悪くなるのはいつものことなのですが、その日は多少時間があったので、ゆっくり話を聴きました。

機嫌が悪くなった理由としては、クリームパンを兄が食べてしまったことのようです。前の日にクリームパンを自分が食べると約束していたのに、兄が食べてしまったと。兄としては、前日帰宅後におなかが減っていたので食べてしまったと言います。

ここで親としては、それは約束を破った兄が悪いと言いたいところですが、良く訊いてみるとパンは最初三つあって、そのうちの二つをすでに娘は食べていたとのことです。親としては、兄弟三人で仲良く分けてほしいという気持ちもあります。

日常生活では、「評価」「判断」しなければならないことが多いです。また、親として複数の子供に接していると、特に「判定」しなければならないこともあります。

どちらが良いのか悪いのかと伝えることも大事なのですが、どちらが良いとも悪いともいえない場合がほとんどです。そのため、できればどうすればよかったのかと自分で考えさせるようにしたいところです。

しかし、食べてしまったクリームパンのことを一生懸命考えても、もうないのですから(前の日に食べてしまったので消化吸収されています)、今後同様のことが起きたらどうするかを考えることが必要です。これが解決につながります。

ということで、子供達に話し合わせた結果、「クリームパンが残った場合は、誰が食べるか決めて、袋に名前を書くこと」となりました。

親としては、「三等分すること」などの結果を期待したのですが、子供達が話し合って決めたことですので、それで良しとします。そして、娘の機嫌は戻ったので、食事にも戻ることができました。

今後クリームパンを買うときは、少量にして残らないようにします。

5月 2, 2013

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