猫いろいろ

お久し振りです。事務のズレコです。

この秋、人生で初めて猫カフェというところに行きました。猫カフェと言ってもカフェは申し訳程度で、重要度はほぼ猫です。猫99%のカフェ1%といっても過言ではないでしょう。

私の行った猫カフェでは、猫を抱いてはいけないが撫でるのは良いというルールがありました。

たまらず私も猫を撫でました。

私が猫に触れるのは、20年ぶり2回目くらいのものです。つまり、私は猫の扱いに慣れていないのです。猫素人です。

しかしそんな私にも猫カフェの猫は撫でさせてくださいました。

私の恐る恐るといった「撫で」にも一切動じることなくお休みになっていました。

その温もりや柔らかさは今でも忘れることができません。

 

それから一ヵ月ほど経った日のことです。

夜、私が電車から降りると、地元駅に置いておいた車のすぐ脇に一匹の猫が居ました。

近付くと、猫は怯えたように一鳴きし、車の下へ逃げて行ってしまいました。

これでは危険なので帰ることもできません。

私は思い出しました。車の中に猫じゃらしっぽい感じの謎の草があったことを。

その謎の草でじゃらせば出てきてくれるんじゃないだろうかと思い、私はじゃらしました。

じゃらした瞬間、またしても怯えの一鳴きが響きます。猫は車の下のさらに奥深くへと逃げて行きました。

仕方がないので車の中でしばらく待機することにしました。そして数分後、車の下に猫が居なくなったか確認しようと外に出てみました。そのときです。ようやくどこかへ行こうとしていたらしい猫が私の姿をとらえて怯え鳴きし、またしても車の下に戻ってしまいました。

悲しかったです。とてつもなく惨めな気持ちになりました。しかしそれでも私は思いました。「可愛い」と……。

 

余裕綽々で撫でさせてくれる猫カフェの猫も、怯えて逃げ惑う地元駅の猫も、みんなちがってみんないい……。そんなことを知った2015年の秋でした。

11月 14, 2015

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