ミックスのメンバー

ミックス練習室では、利用者さんのことをメンバーと呼んでいます。しかし、名前にメンバーをつけることはありません。私なら「山本メンバー」となるわけですが、そのように呼ぶことはないですね。普通に「さん」をつけます。

【メンバー(MEMBER)】
1〔集団・組織などの〕一員;〔教会の〕会員〔of〕;成員, 社員;政党支部;
2〔…選出の〕議員〔for〕;[M〜](特に英米の)下院議員
3a((正式))(人・動物の)体の一部;器官(organ), ((古))手足(limb), 羽, 翼;(植物の)一部《枝・茎・根など》.b陰茎(sexual 〜)《◆penis の婉曲語》. …
(Weblioより)

色々な意味がありますね…。

最近よくテレビで見る「○○メンバー」のメンバーは、呼称としての敬称のようなものでしょうね。敬称は、普通「様」や「さん」ですから、敬称に準ずる呼び方なんでしょう。過去、いわゆる芸能人の方が報道された場合、「メンバー」以外にも、「司会者」、「タレント」、「ギタリスト」、「プロデューサー」などがあったそうです。

ところで、英語の敬称にはMxがあります。ミクスもしくはミックスですね。Mr. Mrs. Ms. をひっくるめたものだそうです。なかなか良い感じですが、まだ一般的ではないようです。日本語にすると「さん」ですね。ちなみにミックス相談室のミックスはMICSです。

ミックス練習室のスタッフの中では、敬称は「さん」としています。若い男性のメンバーに対しても「さん」です。ポリティカル・コレクトネスなんて知りませんでしたけど、この方が私は自然に感じます。しかも、スタッフはメンバーに対して基本的に敬語で話しています。年齢や立場で、ため口や敬語などの話し方を変えるというのは、なんだか違うように思います。

【ポリティカル・コレクトネス(political correctness)】
日本語で政治的に正しい言葉遣いとも呼ばれる、政治的・社会的に公正・公平・中立的で、なおかつ差別・偏見が含まれていない言葉や用語のことで、職業・性別・文化・人種・民族・宗教・障害者・年齢・婚姻状況などに基づく差別・偏見を防ぐ目的の表現を指す。(Weblioより)

メンバーといっても色々な方がいます。色々な方が利用するのでミックスでもあります。

5月 1, 2018

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