何が良かった?

子供を寝かしつけるときは、「今日は何が良かった?」と必ず質問しています。ポイントは「今日は良いことあった?」ではないということです。何か良いことがあったというのが前提なんですね。

カウンセリングの技術でもありますが、寝る前くらいは良いことを考えたい、という自身の幼少時の体験からそのような質問をしていました。

先日、ドッヂボール大会があった日の夜も、息子に同じように訊きました。ボールをぶつけられるばかりで、当てることができなかったことは、私も参加していたので知っています。でも、息子は「ドッヂボール大会が良かった」と答えました。よく聴くと、何回かはボールから逃げられたことや焼き芋が食べられたことが良かったとのことでした。

うーん、これがポジティブ・コノテーション(物事に潜んでいる肯定的な側面)か、と思いながら、私も眠ってしまったのでした。

12月 5, 2012

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