軽井沢の看板

先日軽井沢に行きました。といっても別荘があるわけでもなく、公的機関の保養施設を使わせていただいたのです。自動車で移動していると、なんか違うなと感じました。よく見てみると、看板の色が違うのです。

みなさんはよくご存じと思いますが、軽井沢は広告についての県の条例によって規制が行われています(軽井沢町で看板を出すときのきまり)。あまり、軽井沢にいくことがないので、すぐには気付きませんでした。

大きさ、高さ、彩度、明度などとても詳細に規定があるのですが、いずれも軽井沢の風景に調和することが求められます。

コンビニやガソリンスタンドなど、日ごろ見慣れた看板が地味にモノトーンになっていると、デザイン的にも素敵で、つい見てしまいます。そのため本来の広告的な意味も強まります。また、落ち着く、リラックスするなどの目に入る刺激としての心理的な効果もあります。

逆に考えれば、日ごろ目にしている看板や広告があまりにも刺激的ということなんでしょう。あまり刺激が強いと、広告としての効果が薄れてしまい、マイナスの広告となってしまいます。

12月 15, 2012

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