ライオンの目
先日サファリパークに行きました。群馬にもサファリパークがあります。今回はパーク内のバスを利用しましたが、運転手の方が色々と説明してくれました。
ライオンはメスが狩りや育児などほとんどすべてのことを行います。オスは基本的に寝ていて、繁殖のときだけ活躍します。そのため、メスは猛獣の鋭い目をしていますが、オスは情けない目をしています。
しかし、オスは自身の力を誇示するため、ケンカをしなければなりません。そのために長いタテガミがあるのです。タテガミの役割は、首を守るため、威嚇するため、メスに気に入られるためだそうです。
さて、人間は猛獣のような鋭い目も、長いタテガミもありません。しかし、他者よりも優位に立つことが求められる場合もあります。優位に立つには、鋭い観察力や魅力的な容姿も必要ですが、人間の場合はそれだけでは不十分ですね。もっと多くの点で優れていないと競争には勝てないでしょう。
しかし、人生は勝ち負けだけの競争なんでしょうか。また、何が勝ちで何が負けなんでしょうか。なんて、負け続けているのでそんな風に思うのですね。
とりあえず眼を鋭くします。
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