ケアマネとの相性

ケアマネとの相性ってなんでしょうか。人間関係ですから相性はあります。支援をする側(ケアマネ)と、される側(クライエント)の適合ということですね。通常は相性というと、その人の性格や考え方が自分に合うかということです。

介護保険の場合クライエントはご本人であり、家族です。ケアマネに対して生理的に嫌ということはあります。そんな時は、無理せずに交代を希望してよいと思います。そこで、なぜケアマネが嫌なのか、どうすればケアマネを生理的に受け付けるようになるのかなどと考える必要はないと思います。

担当ケアマネに直接言いにくいのであれば、地域包括支援センターに相談しましょう。実際にケアマネ交代希望の相談は少なくないと聞いています。

一方、ケアマネは仕事ですから、相性を気にするといういうよりも、いかに相手に合わせることができるかが問われます(御用聞きのようになれということではありません)。カウンセリングのジョイニング(波長合わせ)を行う、クライエントを肯定的にみるといったところでしょう。また、自身がどのように感じているかという自己覚知も大事ですので、ケアマネとしては、相性については技術や知識で乗り越えるしかないと思います。そこで、ケアマネは、なぜクライエントが嫌なのか、どうすればクライエントを生理的に受け付けるようになるのかと考える必要があります。

ところで、クライエントはなぜケアマネに対して嫌な印象を持つのでしょうか。色々な要因があると思いますが、その一つにクライエントを否定的にみることが挙げられます。以前、アセスメントについて書きましたが、ケアマネや社会福祉の専門職は、その人の問題点に着目するような教育を受けています。もちろん、社会福祉においてもストレングス(その人が持っている強さに着目する)やエンパワメント(その人の力を引き出す)、ICF(生活のプラスの側面からみる国際生活機能分類)などの考え方はありますが、基本的にはできないこと、ダメなところに焦点を当てて、そこにサービス使うことによって望む生活を送るというパターンが染みついています。

クライエントを肯定的にみられるように、ケアマネジャーの考え方を変えないと、相性が合わないと言われるケアマネが増えてしまいます。私も気を付けなければなりません。

「ケアマネとの相性」は、古い友人の(とてもやさしい)RMさんからのご指摘でした。(頑張り屋の)RMさんも無理せずに介護はほどほどでやってくださいね。

1月 8, 2013

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