地域とコミュニティ

正月の三日に初詣に行きました。そのお寺は関東三大師ともいわれるところですが、三日から初詣をするお寺です。昨年は二日に行ったのですが、まだ準備中でずいぶん寂れた感じだなと思っていたのですが、知らなかっただけなんですね。

それでも、遅い時間に行ったので人はまばらでした。お寺は自宅から歩いて行ける距離なのですが、子供の同級生の家族と会いました。しかも二家族です。

近所なので当たり前といえばそうなのですが、地域で暮らすということは、少し歩けば知り合いに会うということなのでしょう。ここに住んでもうすぐ二年になりますが、だんだんこの地域の住民になってきました。

地域というと、社会福祉の分野では、コミュニティワーク(地域援助技術)などのコミュニティの訳語とされています。しかし、本来は地域≒コミュニティであり、コミュニティに含まれる意味の方が広いと考えられています。特にコミュニティ心理学でいうところのコミュニティは単なる地域だけではなく、家族・学校・組織や社会などを含む概念です。

ちなみに、コミュニティ心理学は、個人と環境との間のシステムの研究と、心理社会的な問題解決を行う心理学で、臨床心理学と社会心理学の両方から発展した学問領域です。

人は周りの環境と適合することによってコミュニティの一員となります。私は、まだまだ知らないことだらけで、コミュニティの一員とは言えない状況です。

1月 13, 2013

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