歯ブラシの使い道
アディクション(嗜癖)の分野では、親と子の密着した関係を、母子カプセルなどと表現します。例えば、父親は仕事が忙しく、母親と息子がべったりしているなどです。
この母子カプセルが良いか悪いかという話ではありません。
家族の関係を変化させるためには色々な方策をとるのですが、この例では、父親と母親の距離感をもう少し縮めてみることなどをアドバイスする場合があります(私は直接的にアドバイスしませんが)。もう少し夫婦が仲良くするわけです。しかし、夫婦の時間をとることや、一緒の趣味を見つけるなどはなかなかすぐにできることではありません。
その点、置いてある歯ブラシを活用すると簡単です。効果があるかどうかはわかりませんが…。
歯ブラシは通常、人数分が揃っておいてあります。普通は一人一本です。子供は子供用の大人は大人用の歯ブラシです。どの歯ブラシが誰のものかすぐにわかります。ちなみにうちの2歳の子供も全員の分をわかっています。
歯ブラシ置きの形状にもよりますが、夫婦の歯ブラシの距離を縮めて、子供とは離します。子供の歯ブラシは小さいですから、母と子のブラシはくっつくことができません。しかし、いつも夫婦のブラシがピッタリとくっついていると気持ち悪いですね。
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