モミアゲ

先日、床屋(理容室)に行きました。前橋ではメジャーな理容室と美容室が合体している店舗です。いつも息子と行っているので、息子の髪の伸びに合わせて私も切ることになります。そのため、今回は2か月ぶりに行きました。

私はモミアゲが薄いというか、ないのですが、髪が伸びてくるとその部分(耳の前)が浮いてきておかしくなります。そのような癖毛のようです。

そのことを担当の理容師さんに伝えると、「まあ、浮いてきたら床屋に行くサインと思ってください」と言われました。理容師さんとしては、営業的な面からそのように言ったのかもしれませんが、「癖毛」を「サイン」に意味づけを変えてくれたと理解することもできます。

ちょっとした会話で、相手の捉え方を変える(意味づけを変える)ことはなかなか技術が要ります。接客業では、そのようなコミュニケーション上の技術も求められるのですね。

このような反応が受け入れられるかどうかは、それまでの流れが大きく影響します。私のモミアゲ関連の今までの流れとしては、以下のようなものがありました。数年前の他の美容室での会話です。

美容師:モミアゲどうしますか?
私:えーっと、自然でお願いします。
美:お客さーん。これは、モミアゲって言わないんですよ。ただかぶさっているだけ。
私:えっ。
美:だからね、これはー(モミアゲ周辺を軽く引っ張って)モミアゲではないんですよー。
私:あっ、はい。じゃあ、それで。

このようなやり取り以降、耳の前にかぶさっている毛に対しては否定的な見方をしていました。でも、これからは「サイン」としての働きがあります。

理容室に行くのが早くなりそうです。

2月 27, 2013

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