バイクの葛藤
SR400というバイクに乗っていました。
群馬に来てから、約2年ですがその間ほとんど乗ることができず、この度手放すことにしました。3月中に手放さないと、税金がかかりますとテレビでも言っています。
バイクを売るのは初めての経験で、わからないことだらけでしたが、今はインターネットで査定を依頼できるので、とてもスピーディーに(ものすごく速く)売却できてしまいました。
大切にしていたバイクだったので、さみしくなると思っていたのですが、反対にとても楽になりました。乗ろうと思えば乗れる状態より、もう乗れない状態の方が諦めがつくということでしょうか。
確かに、子供がいるとバイクに乗ることは難しいです。休日に一人で出かけることはまず無理でしょう。もちろん小さい子供を後ろに乗せることもできません。
現実的には可能だが、事情によりできないという状態は、精神的に大きな負担となります。これは、葛藤(conflict)が生じるからです。
葛藤は、二つ以上の異なる欲求があって迷う状態のことですが、
接近-接近(これもやりたい、あれもやりたい)
回避-回避(これも嫌、あれも嫌)
接近-回避(これをやりたいが嫌なこととなる)
があるといわれています。私の場合は、バイクには乗りたい(接近)が家族のことを考えると辛い(回避)ですね。
なくなってから、それが負担になっていた(葛藤があった)と気づくことはあります。それが自分にとって大切なものだとしても。
もちろん、反対になくしてからそのありがたみがわかることもあります。私はこちらの方が多いです。
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