父からの手紙

老健(介護老人保健施設)に入所している父から手紙が届きました。

面会時に、レターセットと切手がほしいと言っていたので、先日それを施設の受付に届けておいたのです。少し前にも面会して話しているので、特に手紙の必要はないと思ったのですが…。

手紙にはしっかりとした力強い字で「レターセットありがとう」と書いてありました。また、孫(私の子供)に対する手紙もあって、その内容や孫の名前なども適切なものでした。

その他の内容は、特にないようでしたが、実家の家族にも手紙を書いたので、その返事が来たら相談するのでよろしくと書いてありました。おそらく、今後の身の振り方について書いたものと思われます。

その手紙が届いた日に、実家の家族から電話がありました。父から手紙が届いたと。父は自分が認知症ということを認識しているのだろうかと言います。

父は、認知症の症状がほとんどないということを認識していると思うと伝えました。また、過去認知症であったとしても、現在認知症の症状がない人は、認知症と診断されることはないだろうと、私はイライラしながら回りくどい説明をしました。

父の介護を巡って、家族のコミュニケーションが今までと変化しています。そこには色々な感情が乗ってきて、冷静に対処しにくくなります。

以前も書いたかもしれませんが、自分の家族の問題については、専門的な対応をとることはなかなか難しいようです。

3月 26, 2013

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