あけましておめでとうございます

2021年になりました。新型コロナウイルスの感染が広がる中、障害者福祉にかかわる我々の事業も、今までとは異なるアプローチでのサービス提供を行う必要があります。

そこで、本年の計画として以下のポイントを挙げたいと思います。

1)自立訓練(生活訓練)

生活訓練は、コロナウイルスの感染拡大とともに、昨年の3月以降プログラムを大幅に変更してまいりました。毎日行ってきた調理を中止し、週2回行っていた買い物も中止しました。外食などの外出も行っていません。ミーティングも一時は行わないようにしてきましたが、途中から密集しないように距離をとって、短時間で行うようになりました。

今後、いつになったら調理や買い物、外出のプログラムを再び行えるかはわかりません。そのため、在宅支援も含め生活訓練のプログラムの実施方法を再度検討しなおします。魅力的な生活訓練を提供できるよう、スタッフで十分に話し合いたいと思います。

2)就労継続支援

来月、就労継続支援B型事業は3年目に入りますが、作業の質をより高め、今まで以上の仕事を請け負うことができよう努力いたします。メンバーの数は順調に増えているのですが、請け負っている作業の量は一定ですので、メンバー一人当たりの工賃が減るような傾向もみられます。

そのため、軽作業以外の作業、特に清掃などの施設外支援の業務も請け負うことができるよう、渉外業務にも力を入れていきたいと思います。

3)自立訓練(機能訓練)

現在の事業に追加して、今年の春以降、自立訓練(機能訓練)も行いたいと思います。一般的に、機能訓練は身体機能・運動機能の訓練を行いますが、我々は精神障害者の支援を中心に行っていますので、認知面の訓練を中心に行いたいと考えております。

統合失調症などの精神障害の方、高次脳機能障害の方などを対象に、エビデンスのある認知機能訓練を行う予定です。現在と同様のミックス練習室内で専用の部屋を用意します。また、送迎も行います。

以上の点を中心に経営を進めてまいります。昨年は職員の退職・入職が続き、メンバーの皆さんにはいろいろご迷惑をおかけいたしました。今年はなるべく早い時期に安定したサービス提供ができるよういたします。

本年もよろしくお願い申し上げます。

合同会社ミックス相談室 代表社員 山本一生

1月 1, 2021

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