自立訓練(機能訓練)について(4)
認知機能の訓練は、多くの方法が開発されています。ミックス練習室では、以下のような訓練方法を採用しております。
精神疾患における認知機能障害の矯正法NEAR
Alice Medaliaらによって開発された認知矯正療法であるNEAR(Neuro-psychological Educational Approach to Remediation)はコンピュータを使った認知矯正療法です。NEARにおいて使用するソフトパッケージは、数多くリリースされています(Lumosity、Brain HQなど)。
前頭葉・実行機能プログラムFEP
前頭葉・実行機能プログラム(Frontal/Executive Program:FEP)は、主に統合失調症の患者さんを対象とした認知機能改善療法(CRT)の1つで、オーストラリアのAnn Delahunty とRodney Moriceによって開発されました。マンツーマンで、1セッションあたり約1時間かけて、計44セッションおこないます。
機能訓練を行う上では、認知機能のアセスメントを十分に行うことが必要となります。ミックス練習室では認知機能全体のスクリーニングや、記憶力、集中力、実行機能に関するアセスメントを行ってから、訓練プログラムを作成します。
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